箱根紀行

こんにちは。巷では風邪やインフルエンザが流行っていますが、体調はどうでしょうか?

十条ふじ見の旅行体調いや隊長の甲野です。
今回は先週の土日に行ってきた箱根旅行の記録を綴りたいと思います。
そのうち他のスタッフが写真をアップすると思いますので、ここはノー画像で
いってみましょう。


1月22日(土)
午後最後のラッシュを終えて片づけを焦って終えた十条、赤羽のスタッフは
埼京線に乗り込みいざ新宿へ。
19:00発のロマンスカーに間に合わせるために。

十条からは私と橋立さん、斎藤先生が買い込んだお菓子と酒、ジュースを
手に持っています。
赤羽からは藤田先生、川目先生、森先生、山神先生が。
川越からは懐かしの岡村先生が新宿に集結しました。

ここで駅弁を買うはずがやはり単独いなくなる人間がいるため、駅弁を買う余裕が無く
そのままロマンスカーへ。コーラを買いに行かせなくて正解でした、藤田先生。

19:00定刻にロマンスカー箱根湯本行きが出発。
初めてロマンスカーに乗るスタッフもいてやや興奮気味。
しかしみんなが一番興奮したのはチャイムもアナウンスもなく突然発車した
容赦ないロマンスカーの動き。5分前行動が大事ですよ藤田先生。

ロマンスカー内では夕食がないためお菓子で腹を満たすことに。
19:00以降のロマンスカーには車内販売が無いのですね。
私は知らなかった。

21:20頃無事箱根湯本駅に到着。
ホテルにチェックインする前に食料を確保しなければ。
満足に夕食をとっていないのできちんとしたものを食べようと
駅の周りをうろつくも開いている飲食店がありません。
箱根の夜は早いのです。
仕方なくセブンイレブンで各々食料を買って、早川のほとりの
湯本富士屋ホテルにチェックイン。

駅からの便を一番に考えたため割高になってしまいましたが、
駅の目の前なので便利。温泉もあり部屋も広くて快適。

そのまま男6人部屋で食事や飲酒、テレビを見たり昼寝をしたり。
24:00くらいには温泉に入り、出てきてはまた部屋でうだうだ。
その後橋立さん、川目先生も合流しまたもうだうだ。

約2名深夜のアニメをどうしても見ると言われテレビからアニメが写されるなか
私は布団に入りました。



1月23日(日)

7:30朝食場所に集合。
朝食はバイキング形式で食べ放題。8人もいると一番大きなテーブルを確保するので
早く集合してよかった。遅いと席がとれずに並びますからね。
夕食を食べ放題にしたかったのですが、いかんせんチェックインの時間に限界が
あるので、せめて朝食はと思ったのですが、朝からバクバク食べる人も少なく
適正な量でした。
取ってきて残す橋立さんに岡村先生の「残さないで食べなさい」とのお叱りが10分続きました。


8:30ロビーに集合、
チェックアウトしていざ観光へ。
ホテルの前で記念撮影。

箱根湯本駅から旅が始まりました。


今回は箱根が初めて、子どもの頃に1回来ただけというスタッフばかりだったので
周遊コースにしまし。箱根フリーパスを駆使し箱根全般を移動していきます。
ロープウェイを乗れば2日間有効のフリーパスも元が取れるわけです。

まずは登山鉄道。
箱根湯本から強羅まで。世界2位の急勾配を上る山岳鉄道。スイッチバックという
進行方向を前後逆に変えて箱根の山を登る電車です。
オフシーズンで9:11発という早い時間だったため一番いい席を確保。
最先頭の席で風景を楽しむ藤田先生、山神先生が印象的でした。

ここで誤算だったのが朝で乗降客が少ないため、運行本数もすくなかったため、
進むのが速い!
単線のため各ポイントで電車の行き来を調節するのですが、それがほとんどない。
想像以上にはやく終点強羅まで着いてしましいまし。

10:00頃強羅駅到着。
本来はここからケーブルカーで早雲山に向かうのですがこの時期はメンテナンスのため
代行のバスに乗り換え。ケーブルカーの駅のすぐわきに北区の保養所があるので
ブログをみている患者さんの中には足を運んだ方も多いのではないでしょうか。

強羅でできたての饅頭を食べたあとにバスで早雲山駅へ。

早雲山駅に着くと結構雪が残っており寒さが厳しくなります。
ここから今回のハイライト、ロープウェーに乗ります。

他の患者さんに相談して、箱根を見せるなら一番いいと言われたのが
大涌谷芦ノ湖。それもロープウェーで山を越えていく。

確かにその通りだと思いこの周遊コースにしました。
箱根ロープウェーは数年前にリニューアルされた世界最新の
ロープウェーでギネスに申請しています。
旧来は1本のワイヤーで吊るしてしたものを現行は2本のワイヤーで
吊るすため振動が少なくスピードも速くなりました。

オフシーズンのためほとんど並ばずに乗ることができました。
(この時期に箱根は寒くてみんな行きませんもの)

山を越えて大涌谷が見えたとき、スタッフから歓声があがりました。
雲に隠れながらも富士山が見え眼下には硫黄の煙が噴き出した谷、
一種異様な景色が広がります。

反面高所恐怖症の気がある私と藤田先生は硬直気味。
「立ちあがると落ちるだろ!」と文句を無視して立ちあがって写真を撮る川目先生。
この旅で一番盛り上がりました。

大涌谷に着くとそこからは軽い登山。
ガスが吹き出る中黒卵を作っているところまで歩いて登ります。
日々の運動不足がたたり、息が切れていました。
しかし、その分、山の上でできたての温かい黒卵は美味しかったはず。

黒卵は大涌谷の硫黄でいぶされた温泉卵でそのガス成分のため卵の殻が
黒く変色するのです。1つ食べれば7年寿命が延びると言われています。



下山後お土産を買ったあとは再度ロープウェーで桃源台へ。
今度はどんどん山を下り眼下に迫る芦ノ湖を見ていきます。
箱根駅伝の往路のゴールで有名な芦ノ湖まで遂に到着です。

芦ノ湖の湖畔のレストランで休み、今度は海賊船に乗ります。
海賊船に乗る前に所要の藤田先生がここで一人帰京の途に着きました。

ロマンスカー、登山鉄道、バス、ロープウェーときて陸、空、そして海(まあ湖ですが)。
陸海空を短時間で制覇できるのも箱根の魅力の一つでしょうね。

海賊船は芦ノ湖を縦断して箱根町まで向かいます。その箱根町が駅伝のゴールになるわけです。
芦ノ湖から見た箱根の山々は寒々としていてました。
いや実際寒かった。大涌谷より寒かった。まいった。

芦ノ湖のほとりでは芦ノ湖で採れた魚を食べました。
旅の食事の決定権は全て橋立さんにあり、
芦ノ湖丼が食べたい」という鶴の一声で決定です。

今回の旅で唯一の現地の名産を食べて次の向かう先を話していると、
”良縁の神様”箱根神社を見つけて、絶対ここに行くと言い出す橋立さん。
”良縁の神様”に目がない橋立さん、結構急な石階段を登ることを厭わず参拝決定。

箱根町からバスと徒歩で箱根神社へ。
案の定階段を上るのは一番遅くて、お参りは一番長かった橋立さん。
「これで大丈夫」という橋立さんに、「でも本当に良縁で有名なのは隣の九頭竜神社だよ」と私。
実は九頭竜神社の方がご利益があることを知らなかったようで、再度お参り。

後日患者さんに教えてもらいましたが、九頭竜神社は本来芦ノ湖の湖底にあって、
毎月4日だけ船で神主さんとお参りに出かけ、神事は秘伝とされているそうです。
若い女性はその日こぞって船に乗るそうです。知らなかった。

橋立さんはご利益のために寄木細工の高い絵馬を買い、彼女へのお土産と同じく寄木細工の
小物を買った山神先生。
寄木細工は箱根伝統の工芸品で箱根駅伝のトロフィーも寄木細工で作られる、とても手間のかかる
民芸品なのです。

芦ノ湖のほとりを歩いたり写真を撮ったりしてぶらぶらしたあとは
バスで箱根湯本駅に向かいます。時刻は16:30くらいくらいでしたが
冬の箱根はすぐに店が閉まってしまうのですぐに戻った方が賢明でした。
冬以外ならば宮の下を散策して帰ったのですが。

17:00頃に箱根湯本駅に戻ってきた一行はお土産を買ったりや地元のお菓子を食べたり
しながらうだうだ。帰りのロマンスカーの時間は19:46発。
時間がたっぷりあるので夕食よりももう一度温泉に入ることに決めて
湯本駅そばの「やじきたの湯」へ。冷えた身体を温めました。

ちなみに箱根湯本駅箱根湯本駅前にも「かっぱ天国」があります。
露天風呂ならぬ「野天風呂」。数知れず箱根に足を運ぶ私でも一度も入ったことはありません。


駅のキオスクで土産、つまみ、駅弁を購入してロマンスカーで帰路につきました。
ボックス席にして斎藤、川目、山神、岡村の4名がモンスターを狩りにいそしんでいましたとさ。


PS.次のブログ当番の人、写真のアップしてくださいね。