おススメ漫画

甲野です。

昔と違って(昔ってどれくらい前かは定かではありませんが・・・)
最近では漫画を読むと馬鹿になる、から漫画を読んでいる子どもの方が
頭が良くなる、という論調に変わりつつあるそうです。

日本は手塚治虫という偉大な天才がいたため、欧米の「カートゥーン」と違い
映画のような構図、緻密なストーリー、正確な描写、大胆なコマ割りといった
完成度の高い「漫画」の文化が育ちました。
間違いなく世界に誇る文化であり、外貨を稼げる知的資源でしょう。

そんな漫画の活用方法として、医療漫画を読む、ということがあります。
医療従事者から一般の子どもまで楽しめる作品が私、甲野のおススメ
『ゴットハンド輝』なのです。

実は私はこの作者さんの親類の方とある機会で面識があり、
直筆のサインも貰ったりしています。
有名人のサインとしては中学時代にTシャツを買ったらサービスで入れてもらった
ジャイアント馬場に続く2つ目。しばらく増える予定はありません。

で、作者さんの親類さんに「もちろん読んでますよ!」と調子良く応えた手前、
買って読まずにはまずい状況になり、読み始めました。

そうしたら・・・

面白い!
この作者は実際にお医者さんにインタビューし、手術を見学し、学会を傍聴し、
専門医学書を読んで描写しているのです。
しかも少年マガジンに連載しているため、とても分かりやすく手術や病気を解説しますし、
漫画家として分かりにくい部分は省いて描写してくれるのでとても勉強になるのです。

私の医療の原点は子どもの頃に読んだ『スーパードクターK』でしたが、
現在はこの『ゴットハンド輝』から影響を受けています。

みなさん是非ご一読を。



追記:他に『ブラックジャックによろしく』、『K2』も愛読しています。
そろそろ『仁』に手を出そうか迷っています。