エジプト観光記
神輿を担いで肩が痛くなった甲野です。
日曜日は十条のみなさんお疲れ様でした。
さて、すでに十条の患者さんには400枚あまりのエジプトの
写真を見せている甲野が送る、
人生初の海外旅行がエジプトで、当然のごとくお腹があたった話
です。
移動:
飛行機が嫌いな私にとって13時間に及ぶフライトは苦悩の時間。
そもそも成田までが遠い!
初詣マニアでもある私は成田山に初詣に行く前に成田に行くことが若干不本意。
そこからエジプト航空で成田からカイロまで直通便に。
離陸時のGが猛烈に嫌で蒼い顔になっていました。
そこから13時間。1万キロの飛行。仮眠をとっても、映画を見ても、ゲームをしても着かない。
やっとカイロに近づくも、着陸のGで声にならない悲鳴。リアルに足をバタつかせていました。
入国手続きをして観光バスでホテルまで約1時間の移動。
ホテルの部屋に着いても地面が揺れていました。
やっとベッドで寝られると思っても次の朝の4時半にモーニングコールが・・・。
そこからは移動に移動を重ねる弾丸ツアー。
片道3時間のバス移動、寝台列車、国内船、ボート、など
陸海空を制覇するほどの長距離移動の数々。
「新婚旅行ってもっと優雅なものだと思っていた」、心の中で叫びました。
トイレ:
普段からお腹の弱い私は当然のことながらあたりました。
エジプトのトイレは例外を除きほぼチップが必要な為、
たくさんのエジプトポンドを消費しました。
王家の谷という有名な観光地では観光よりもトイレと休憩の方が長くて
2度目にトイレに行ったときには哀れに思ったトイレのひとはチップを
要求しませんでした。う〜ん。
神殿:
とにかく巨大で圧倒されました!ピラミッドはもちろん、他の神殿も
規模が大きいのに驚きました。
そして象形文字が幾多に刻まれて、日本では絶対に見られないスケールです。
石の文化であるから長期に渡って保存されるようですね。
そしてどこにでもラムセスⅡ世の像があるのにびっくりです。
国土:
エジプトは国土の95%は砂漠で生物が住んでいないそうです。
残りの5%に全国民が定住しているそうです。
ナイル河のほとりと点在するオアシスが生活圏。
初めてナイル河を見たときは感動でしたが、どこにいっても
ナイル河があるので段々飽きてきてしまいます。
また砂漠をバスで横断しましたが、窓から見える風景はまさに死の世界。
ここでエンストしたら助からない、という光景でした。
しかしエジプトは大河ナイル河とアスワンハイダムのおかげで
水が豊かで電力も豊富。
NGOに務め発展途上国を支援をする嫁さんの話ではダムとナイル河の
おかげでインフラが発展しているのだと言っていました。
ピラミッド:
まさにこの旅の主目的!見たときのテンションは他の遺跡と桁が違います。
ピラミッドにも階段、屈折、赤など複数あるのですが、3大ピラミッドは別格でした。
第一ピラミッド(大ピラミッド)は中に入り筋肉痛になるも玄室まで見てきました。
ピラミッドを生で見られただけでもエジプトに行った価値がありました。
暑さ:
気温40℃、確認できたもので最高は45℃!
日焼けしていないね、と患者さんに言われましたが帽子にサングラス、長袖、日焼け止めと
完全防備でした。そうしないと危険だと思うほどの体感温度ですね。
人生初の海外旅行は感動と移動のハードさと下痢に見舞われた旅でした。
「新婚旅行はエジプト」という勲章を得ました!