花粉症①

今回は「花粉症がなんなのか」についてお話をしたいと思います。

花粉症とはI型アレルギー(いちがたアレルギー)に分類される疾患の一つで植物の花粉が、鼻や目などの粘膜に接触することによって引き起こされ、発作性反復性のくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの一連の症状が特徴的な症候群のことです。枯草熱(こそうねつ)とも言われ、日本においては北海道の大半を除いてスギ花粉が抗原となる場合が多いといわれてます。

主な症状として、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみとされ、一般に花粉症の4大症状と呼ばれてます。耳鼻科領域においては、目のかゆみを除外したものを3大症状と呼んでいるそうです。

くしゃみ、鼻水、鼻詰まりなどはアレルギー性鼻炎(鼻アレルギー)の症状であり、花粉の飛散期に一致して症状がおこるため、季節性アレルギー性鼻炎(対:通年性アレルギー性鼻炎)に分類され、その代表的なものとなっています。目のかゆみや流涙などはアレルギー性結膜炎の症状であり、鼻炎同様に季節性アレルギー性結膜炎に分類されてます。広義には花粉によるアレルギー症状全てを指すこともあるが、一般的には上記のように鼻および目症状を主訴とするものを指します。また、狭義には鼻症状のみを指し、目症状は結膜花粉症(または花粉性結膜炎)、皮膚症状は(花粉症皮膚炎または花粉皮膚炎)、喘息の症状は花粉喘息、喉の不快感などの症状はアレルギー性咽喉頭炎などと別に呼ぶことがあります。

次回は対策、ツボを使った治療法などを紹介したいと思います