オススメ本のご紹介18『12万円で地球を歩く 下川裕治』投稿者:林大祐

12万円で世界を歩く (朝日文庫)

12万円で世界を歩く (朝日文庫)

中国13日間、28日かけて北京初ベルリン行き列車に乗って10カ国の世界一周ロサンゼルスからカナダへ向かい北極圏突入、上海からシルクロードを横断しギリシャへ。


すべて一回の費用が12万円という超貧乏旅行をした記録です。世界は広い。日本は平和。人との出会いは素晴らしい。そんなことを教えてくれますねー。貧乏旅行では日本の常識は全く通用しないようです。



写真もいっぱいあって雰囲気が伝わってきます。旅とはこういうものなのかもしれません。普通のツアーで行っても現地人が乗る満員のバスや食堂なんてなかなか行かないですもんね。現地の人と同じ移動方法で移動し、現地の人と同じものを食べる。ときには野宿。それくらいしないとその国がどういう国であるのかわからないのかも。



面白かったのは国境についてです。東南アジアのタイやミャンマーラオス等は国境はあってないようなもの。私は国境線って高い柵とかが国境線に沿ってず〜っと続いているもんだと思っていたのですが東南アジアあたりではそういう光景はわずかなようです。(本が1989年のものなので今は変わっているかも?)現地の人は形ばかりの国境を普通に行き来しているみたいです・・・。通行料を支払ったりワイロを支払ったりはあるようですが。



海外旅行の本を読むと海外に行きたくなりますね〜。もちろん貧乏旅行です^^