逆子について

皆さんどうも!


今回のブログ担当は村松です。


今回は逆子について少し書いてみたいと思います


皆さん逆子については名前は聞いたことあると思います!


当たり前の話ですが、正常な赤ちゃんのむきは頭が下、足が上です。


なぜなら、赤ちゃんは頭から先に出たいからです。


ですから、自然に頭を下に向けようとします。


では、なぜ逆子の時、赤ちゃんは頭を下にしてしまうのでしょうか。。。。。


主な原因は母体にあります。


たとえば、冷えが原因のことがよくあります。


昔から、「頭寒足熱」といいますが、頭は冷めて足が温かいのが健康的です。


頭は冷えてバランスを保ち、足は温めてバランスを保ちます。


もし、母体の下半身が冷えていれば、胎児は最も大切な頭を委ねることが出来ずに、上に頭を移動させてしまう事があるのでしょう。


このように考えると逆子は胎児が自分の体を守ろうとする一種の防衛反応と言えます。


逆子の原因は「冷え」ばかりとは限りませんが、母体に何らかの原因があると考えてよいと思います。


鍼灸の世界では古来から逆子の矯正を行ってきました。


鍼灸の発祥地=中国、そして日本には逆子を治す伝統的な方法があります。


鍼灸で逆子を治す場合、まず母体の状態をきちんと把握します。


問診や触診で身体の状態を把握し、その上で適切なツボを選びお灸をします。


特に逆子の治療では、お母さんの心と体のリラックスしていなければ、よい結果が得られません。


ですから、強い刺激よりは心地よい刺激の方が効果的です。


逆子を治すベーシックなツボに至陰(しいん)と三陰交(さんいんこう)があります。


主にこの二つのツボにお灸をして治療をしてきます。


ここへお灸をするだけで治ってしまう場合もあります。


逆子の治療は28以降で逆子ならば、できるだけ早く鍼灸を試されることをお勧めします。


遅くなるほど、成功の確率は下がってしまうからです。


お灸をするのも大切ですが、体のコンディションを整えることが大切です。


なので、生活習慣で改善できるところを探し指導をしています。


お灸は生活習慣で足りない部分を補うものとして理解していただくようにしています。


もちろん、逆子を治しやすい時期(28週〜35週)がありますので、鍼灸院のお灸で短期間に体調を改善させることは重要です。