歌詠い

 林です。只今引っ越し準備中。経過は後日ブログにて・・・。

 最近また斎藤和義を聴いています。1クールのドラマを1曲に凝縮したかの様な詞の世界観、
その世界を語り部として叙情的に歌う声色、淡々・飄々としているようで実はROCKで情熱的な本質、
その全てにドップリとハマっています。
 
 元々学生時代から好きで聴いてはいたのですが、その時はまだ仕事・家庭・恋愛の悩みも無く、
「大人になったらこんな気持ちを抱えて生活していくのかな〜」と他人事に考えていました。

 社会人になって・家庭を持った今、改めて聞くとその世界が痛いほどわかる。
 (廻る観覧車の中、僕らの街はちっぽけだな・・・。)
 (まるで人という物に騙された事が無い。あるいは全てを許して生きて来たのかい?)
 (今歩いているこの道がいつか懐かしくなるのだろう。)
 
       勝ち組・負け組の価値観で過ぎていく日常・世間にウンザリしている心身に染み渡り活力になります。御薦めです。


 今一番有名なのはミスチル桜井がカバーしてる「うたうたいのバラッド」かな?
カラオケ好きの当時の彼女の為に練習した想い出がある(元々音痴なので)。

 その後涙ぐんで聴いてくれた彼女は嫁になり、7年が過ぎ、
この間久々に歌ったら画面も見ずにアクビしながら携帯イジッテやんの・・(涙)。